お肉は安全ですか?
みなさんが心配している牛肉の全頭検査は、ゲルマニウム半導体検出器で精密検査が行われています。
豚肉・鶏肉も継続して、緊急時モニタリング検査が行われています。
飼料はどのように管理されていますか?
飼料を与える家畜の種類ごとに、飼料の放射性セシウムの目安(暫定許容値)を定め、この目安を超える飼料を給与しないよう指導されています。
また、(牛に与える)牧草地の除染なども行っています。
測定結果に数値が出た場合はどうしたらいいですか?
基準値未満なら問題ありません。
2012年4月からの新しい基準値は、食べ続けたときに、その食品に含まれる放射性物質から生涯受ける影響が、十分ん小さく安心なレベル
(年間1ミリシーベルト以下)になるように定めています。
食品群 |
基準値(1kgあたり) |
飲料水 |
10ベクレル |
乳児用食品 |
50ベクレル |
牛肉 |
50ベクレル |
一般食品(肉など) |
100ベクレル |
ベクレル:放射性物質が放射線を出す能力の強さを表す単位
モニタリング結果はどうすれば分かりますか?
福島県HPの農林水産物のモニタリング情報検索サイトで検査結果を確認することができます。
日本のBSEに関するリスクは無視できるレベルに認定されたというのは、本当ですか?
2013年5月、日本は国際機関から、BSEの「リスクが無視できる国」に認定されました。
日本では2002年2月以降にうまれた牛からは、BSEは見つかっていません。
検査はどうなりますか?
48月齢以下の牛はBSE検査が不要となりました。一般的にBSEは高齢牛でブリオンが蓄積します。
日本においても、BSE対策が実施されて以降に発症した牛は、全て48月齢以上でした。
日本では、安全対策の検証のため、48月齢を超える牛を多少に、BSE検査を続けます。